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メモ帳的なです

チケットの価値、転売対策に対する考察

redempty.hatenablog.com

引用失礼します。

「友達がチケ活に熱心でない~」って話、めっちゃ分かります!!こっそり1人で良席買って入ってやろうかと思ったこともありました。結局定価で後列の2連を手に入れて入りましたが。

 

さて、チケットの価値について。

これはもう、相場によるとしか言いようがありませんが(笑)。

基本は見られればいいスタンス、できれば半分より前、なので、定価の倍以内で半分より前の座席が買えるなら、迷わず買います!最後列も定価以上で売られているような作品の場合は、最安値を選びます。回数が優先です。推しのお誕生日等、記念日の公演ならおそらくもっと積むと思いますが、今のところ(買った)経験はないです。

今までに出した最高額は某舞台の大千秋楽で3.5万です。(定価6000円)(察してください。笑)座席は明記しませんが、安いほうだったと思います。現在はこの最高額を自分の中で一種のボーダーラインにしています。

幸い、これまでの推しの出演舞台はちゃんと申し込んでいれば定価で揃えられるような作品ばかりだったので、「最安値が4万」みたいなのは経験したことありません。ありがたい限りです。

 

 

ところで、最近は同日に幕を開けた「あんさんぶるスターズ!」と「王室教師ハイネ」における本人確認がとても気になっています。

あんステもハイネも協力等で各種先行に応募したので、非常に倍率が高い舞台であったことは認識しています。(1枚も当たりませんでした。笑)

どちらも座席を問わず高額転売されていたので、その対策として初日から(あんステは初日のみだそうですが)(ハイネは座席により)本人確認が実施されています。転売対策のための本人確認。どこの界隈にも導入されているよくある手法ですね。

でもこの本人確認、本当に意味があるのでしょうか?

 

違う界隈の話になりますが、私は5月に西武ドームで行われた「うた☆プリ」6thライブにおいて本人確認が開演までに終わらず最初数曲を見逃すという経験をして以来、本人確認への印象がとても悪いです。(ご存じない方は「プリライ6th リストバンド」で検索してみてください。)

完全に私怨ですし、リストバンド引き換えという行程があるので特殊なケースだと思いますが、2日目はチケキャンでリストバンドそのものが譲渡対象になっていたこと、自分自身2日目はTwitterで譲渡してもらったので全く知らない方の身分証で本人確認を通過したことから、転売対策としての本人確認の無意味さを目の当たりにしました。本人とは…。

声優界隈は身分証確認する公演が多くなってきているので、他人の身分証を借りた経験がある方もそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本人確認書類を借りることができれば本人確認など容易に通過できますし、貸与不可の譲渡でも、チケット券面で名義が確認できれば対策はいくらでも可能です(犯罪ですが)。じゃあチケット券面に名義を記載しなければいいのかというと、いちいちリストから座席と名前を探さなければいけないので、入場にめちゃくちゃ時間がかかります。

 

この本人確認の制度、問題点として散々挙げられていますが、やはり「本当に行けなくなり、定価で譲渡したい人」が一番割を食っていると思います。ポリゴンマジックは譲渡も禁止なので厳しいですよね…。「購入確認」という言葉を使っているので、定価で購入したことが証明できれば(番号譲渡とか)、もしかしたらOKなのかもしれませんが。

 

数万円払ってでもその公演を見たい人がいる(その公演に数万円の価値を持つ人がいる)、というのを、制作側はもっと理解して、上手く搾取してくれるといいなと思います。でも一番言いたいのは、転売されるようなキャパでやるなということです。Knightsのジャッジメントをシアター1010でとか、馬鹿か!

 

結論として、チケットの名義と身分証を確認する形の本人確認は、高額転売の抑止策として効果を持たないと思います。

あんステのほうは本人確認を実施したのは現状初日だけとのことなので、マーベラスが試験的に行っただけなのかなとも考えています。果たして意味があったのかどうか、誰が得をしているのか、よく調査して次に繋げていただきたいです。

 

 

 

 

※この記事は高額転売や身分証の偽装等の犯罪を助長するものではありません。※